ガラスたちのおしゃべり : 株式会社十條 制作部/スタジオ グラシアムのスタッフブログ

2013年11月1日金曜日

陶器と磁器 PartⅡ

こんにちは ドレパリーです


 前回に引き続きのはなしです

また関連した興味深い解説がありました


陶器と磁器は原料となる土の材質が違うため、焼成温度や、

水や光を通すかどうか等、特性も異なります

(以上のことは前回、かきました)


 日本国内では唐津焼きや萩焼などが陶器として有名で

磁器では有田焼きが代表格です


陶器を薪で焼成する際には、炎や薪の灰のかかり具合

釉薬の溶け具合などで仕上りが異なるため、どんなものが

窯から出てくるのか予測できません

視点を変えると、陶器では作者の意図を超えるものが出来上がり

それが「成功」です

他方の磁器ではそうした「規定外」のものは失敗作とみなされます

自分の頭の中にある「完成像」がそのままにできたら成功なのです


・・・以上の記述を読んで 陶器-日本的思考、磁器-西洋的思考

と捉えると(もちろん例外もありますが)文化論に話がひろがり

そうでおもしろそうです


たとえば 

 西洋はシンメトリーを好むそうですが、日本の美意識は

左右対称は避けて、もしそうなったなった場合はあえて

どこかをはずし、非対象にする云々など

 陶磁器の制作過程のはなしと通ずるような気がします


後半ずいぶんと的外れなわたしの思い込みの部分があるか

と思いますが思いつくままかきました

ガラスの話とはずいぶん、はずれましたがここらあたりで

終わりたいと思います









0 件のコメント:

コメントを投稿