スティップルです。
昨年12/13のブログの続き、福島郡山のH病院での壁画作業の報告です。
当初は12/19から6日間の予定でしたが、
思ったより時間がかかり、さらに一日プラス、
結局25日まで丸一週間ペインティングの作業となりました。
3月オープンの予定が1月に前倒しになったとのことで、
工事もバタバタで進行中とのこと、
現場の様子が名古屋からではよくわからず、
取りあえず行ってみて考えるか?という状況の中、
幸い、作業する部屋は工事が終了しており、
一人描画に没頭できる環境だったのでまず一安心。
でも、なにぶん全てを一人でこなさねばならず、
養生から下地塗り、下書きと、
手間のかかる地味な作業から黙々とこなしていく・・・。
この部屋は、大変眺めが良く、
東北新幹線の通る様子やバス・ターミナルが見え、それだけでも楽しい。
院長先生が新病院を建設するにあたり、
乗り物のよく見えるこの場所を、
長く入院生活を送る子供達のプレイルームに真っ先に決めたとのこと。
こちらの病院のスタッフの方々も時々様子を見に訪れ、
いろいろお話をする中、その期待感というか熱い思いを背に感じ、
なんとか期待に添える絵を描ければと思い奮闘、
だけど毎度”壁画”はなかなか難しい・・・。
机で絵を描くようにはなかなかいかない・・・。
その場その場でモチーフを表す最善の描き方を考え、
短時間で即興的に描いていくのは、
失敗の許されないライブのキーボード・ソロのようでもあり、
冷や汗タラリン、とてもスリリング。
予定より一日余分にかかったけれど、
なんとか納得のいく仕上がりとなり(^_^)、
郡山を後にしました。
でも、郡山の人々の温かさに接し、
なんだかもうちょっと滞在したいような立ち去りがたい気持ちも・・・。
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