ガラスたちのおしゃべり : 株式会社十條 制作部/スタジオ グラシアムのスタッフブログ

2012年12月28日金曜日

今年最後

 

ロンデルです。
 
最後の日まで忙しかったのですが
 
スッキリと年を迎えるために、なんとか大掃除も終え
 
制作室のガラス棚もリニューアルしました。
 
 
before
 
 
 
after
 
 
 
 

どうぞ来年も宜しくお願いいたします。
 
皆様、よいお年をお迎えください。
 
 

2012年12月22日土曜日

こんばんは。
今週はたくさん制作しました。



ダルキューブを割って貼ったり↓






カットガラスを貼ったり↓





ガラスナゲットを貼ったり↓





ガラスをカットして貼ったり↓



なんだか貼ってばっかりでしたね・・・




ちなみにステンドグラスも一枚組みました↓
(まだ作業中のためガラス養生中)





今年も残すところあとわずかですね。

でもまだまだ忙しいので、頑張っていきましょー。

 

2012年12月13日木曜日

来週から福島郡山へ


スティップルです。



来週、福島郡山に出張があり、今日はその準備に追われてました。

来年一月に郡山駅近くにH総合病院という

新築の大型病院がオープンすることとなり、

その小児科プレイルームの壁面に壁画を描く仕事です。


郡山という、名古屋から見るとかなり離れた馴染みのない場所で、

一人きり一週間の作業。

土地勘がないので、現地で調達できないかも?と思い、

アクリル絵具や描画に必要な道具を一つ一つ、

忘れモノがないのを確認しつつ、用意していきます。


3.11の大震災とそれに伴う原発の事故があり、

”福島”での仕事にも特別の意味を感じます。

仕事以上の何か、少しでも福島の人々のお役に立てれば、

という気持ちも持ちつつ、

来週19日(水)から6日間郡山に行ってきます。



2012年12月7日金曜日

ハーヴァード・グラスフラワー



「ハーヴァード・グラスフラワー」という聞きなれないガラス細工の名をみかけました。

アメリカでは19世紀後半、今日に残る多くの有名な博物館が設立されています。

植物標本というと、当時は押し花しか技術がなく植物本来のみずみずしい生態が

失われることは避けられませんでした。

ハーヴァード大学の植物博物館の初代館長となったグッデイルが科学的に正確で

しかも、いつまでも美しい植物模型はつくれないものかと考え、その制作をドレスデン

に住むガラス細工師ブラシェカ親子にはじめて依頼したのは1886年のことでした。

1889年にグッデイルが作業の手順を描写したものによりますと、ガラス管をひいて

花冠をつくり、これに花弁をつけ、さらにおしべやガクを加えた小さな花を三つ

作るのに二時間半かかりました。それとは別にガラスのひずみをとるために

途中で数時間、除冷の窯でさましながら制作しています。そしてガラスでおおった

針金の先に蕾をつけ、これらをすべて茎に熔着して、最後に必要な個所に着色

を加えます。

このガラス細工でできた精巧な花の標本こそ「ハーヴァード・グラスフラワー」

の総称です。

 材料に対する深い知識、瞬時に思いどうりの形をつくっていく熟練の技と

忍耐力、対象への鋭い観察が結びついてこのように完璧な作品を可能に

したのでした。

はじめの頃つくられた作品のなかには、表面の絵の具がはがれ落ちて下の

ガラスが見えてしまっているものもあります。

そのデリケートさゆえに、1976年にニューヨーク5番街で開かれた展覧会の

さいには、最も揺れが少なく最適ということで霊柩車で送迎され、無事に

生還できたそうです。

2012年12月4日火曜日

なんとなぁ~く

ここんとこ私たちグラシアムスタッフたち、みんなバッタバタでてんてこ舞いな日々を過ごしてます。

2012年残り1ヶ月もあっ!という間に過ぎてしまうのでしょう・・・・。

そんな私もデザイン依頼やら雑務やらでもうバタバタな日々を過ごしております、フリモンです。


そんな中ふと、数年前に何気なく撮っていた当時の写真をいくつか今回ご紹介したいと思います。




                   



      静岡県掛川市にある障害者の子供たちが書いた絵が展示してある美術館。










                  岐阜県多治見市にあります、老舗の酒蔵
      毎年行われる、蔵開きに行ったときの写真、蔵の中を見学させてもらいました。









              名古屋市丸の内にある、市内で有名な割烹料理屋さん








                 東京の赤坂・・・。ビル名忘れちゃいました。










   ご近所のおばさんが新築するということで、一緒に行った岐阜県八百津?の製材やさん。


   ここ数年間訪れた先で、気の向くままに撮った写真を今回ご紹介いたしましたっ。

   また、第2弾をそのうちUPしたいと思います。

   お楽しみにぃ~☆

2012年11月22日木曜日

in 安曇野

ロンデルです。

 
土曜日と日曜日で、某ハウスメーカーの長野インテリアフェアに初参加させていただきました。
 
 
場所は、安曇野にあるスイス村です。
 
 
 
金曜日の搬入時に、待ち時間があったので隣接するホースランドへ

 
 
 
 
 
馬・ポニー・山羊を見ながら搬入待ち、プライベートで来た際は、乗馬もしてみたいですね
 
 
 
 
無事に搬入も終わりインテリアフェア当日
 
 
 
 

 
 
土曜日は天候が悪かったし、私たちも初参加なので、
 
ステンドグラスを知っていただけるだけでもの気持ちでしたが
 
予想以上に来場していただいたようで、見積依頼もいただけて良かったです。
 
日曜日は他のお客様より契約もしていただき、ありがとうございました。
 
 
 
アイリスさん打ち合わせ時に、ダイニングテーブルを貸していただき、
 
ありがとうございました。
 
 
フェアに関係された皆様、お疲れ様でした。
 
 
 
 
 
 
おまけ
 
懇親会にて
 
いつもお世話になっております。
 
H氏
 
本人要望でUPします!!よ
 
 
久しぶりに一緒に飲んでお話して楽しかったです。
 
また飲みましょう!!
 
 
 
 
 
 
 

2012年11月16日金曜日

現場に行ってきました!

こんにちは。

最近は色々な現場へ施工に行っていました。

北は下呂まで、西は滋賀まで・・・

 そして写真の現場は四日市の現場です。

ロンデルさんと行ってきました。





足場を建てて吹抜けにステンドグラスを取り付けです。

上品でエレガントな雰囲気が部屋の空間と合っていました。








玄関にもデザインを合わせたステンドグラスです。







そして二階にはアイアンを取り付けです。

アイアンにはまっているガラスは、ステンドグラスに

使われているガラスと同じ品番のものです。





お客様にご満足いただけることを願っております。




ちなみに月末は富山の現場に行きまーす。




2012年11月6日火曜日

旧本多忠次邸のステンドグラス

スティップルです。


先日、今年7月に岡崎・東公園にオープンした

旧本多忠次邸に行ってきました。



旧本多忠次邸は、

旧岡崎藩主本多家(本多忠勝系)の末裔にあたる本多忠次(1896-1999)が、

昭和7年(1932)、東京・世田谷の敷地約7,100平方メートル内に建てた

住宅と壁泉の一部を移築し復原したものです。



その建物は、当時ブームとなっていた田園趣味を反映させた

スパニッシュ様式を基調とし、各部屋それぞれ趣向が凝らされた

アンティーク感溢れるものになってます。



ステンドグラスもその魅力の一つで、

ぼくらステンドグラスを生業にしてる人間にとっても、

当時の空気に触れることのできる絶好の機会。






当時のステンドグラス職人のこだわりに思いをはせながら屋敷を後にし、

ポカポカ陽気の下、隣接する東公園を散歩して帰りました。



洋館やステンドグラスに興味のある方は、是非一度行ってみてくださいね。

入場料はもちろん無料だし、解説してくださる係の人もいらっしゃいますよ。




2012年11月2日金曜日

グラン クリュ カフェ

 写真のピーナッツの殻を半分に割った形のうつわ 

特製コーヒー豆の計量用メジャーカップ「 パード ド ヴェール」でつくったガラス製です

大きい窪みが20g小さい窪みが16g

1杯分淹れる場合は20g 2杯分淹れる場合は20g+16gと計量


コーヒーハンター( こういう職業があるとは知りませんでした )の

川島良彰さん( 最近テレビで紹介されていました )が経営する

コーヒー会社で販売するコーヒー豆シリーズ

 「グラン クリュ カフェ」の計量に用います

このコーヒー豆は密度が高く一粒あたりの重量が重いための

オリジナルメジャーです

ちなみにこの豆10Kg単位の販売で336,000円 セラーで保管し

注文に応じて500gごと焙煎、アロマを閉じ込めるシャンパーニュボトル

に詰めて届けられる


川島氏曰く

”グラン クリュ カフェ”は、いわば「 コーヒーのロマネコンティ 」

・・・焙煎は加工ではなく調理。だってコーヒーは工業製品でなく農産物です

・・・買い付けという言葉が嫌いなんです 
   
                生産者は僕にとってパートナーだから・・・

なかなか刺激的な言葉がならびます

最近、雑誌でみかけた記事の紹介です

残念ながらパード ド ヴェールの作者の名前は載っていませんでした。



2012年10月29日月曜日

Before After

こんにちは、フリモンです!

すっかり秋ですね、今年は紅葉がとっても綺麗に見えるそうですというか見てきましたが☆

日本は、いろいろな風景・色模様が観れ愉しめる四季があり幸せですね。

さて、先週はほとんど会社を不在にしており、現場に施工や新規お打合せとバタバタと回っておりました。

その物件を今日はご紹介したいと思います。


まず、一件目。

Before



現場に到着して、中にお邪魔するとまるで展示場のようなお家☆

床は無垢材、壁はセルフペイントのポーターズペイントでアクセント。

トイレも床はタイルで壁にはニッチが設けであり、モザイクタイルがあしらってありました。


そして・・・。


After


ステンドがメインなのか照明がメインなのか(苦笑)

だってこの照明、ルイス・ポールセンなんですもの☆☆

個人邸で使われてるの初めてみました!

なんと素敵な空間でしょう。

こだわりのある空間です。


そして2件目、兵庫県姫路市の元コーディネーターさんが新築する時はjujoさんにお願いするってきめてたからと、何年かぶりにご連絡いただきました。

すごく嬉しいご連絡(幸)。


Before


元コーディネーターさんだけあって、こだわりまくり(笑)の内装でした。

今はご主人とエクステリアの会社を立上げられてるので、石やタイルは上質なものがすぐ手に入るって言われ、トラバーチン(石)を玄関の壁一面施されていました。

また、カーテンもマナトレーディングさん、オーダーのTVボード、リビングは織り上げ天井、そしてキッチンはオーダーキッチンのキッチンハウスさん!!

いいなぁ~、素敵だなぁ~、気持ちがいいな~、贅沢ぅ~の言葉が並びます(笑)。


そして。

After



その中にお施主様が見てこられた展示場のステンドグラスのデザインをたたき台にして、何度も何度も
お施主様がラインを書き直しては私が直し、またそれをお施主様が直しと・・・。

何度も何度もこれに決めます、やっぱりこっちが気になるを繰り返し、最後まで妥協されず決まったのがこちらのデザイン。

たくさんの思いがこもったこのステンドグラス。

すごく喜んでもらえ、感動していただけました。


そして施工が夕方までかかり、照明が点き外から見たステンドグラス。

軒にガラスのテクスチャーが移りこみ、そちらにも感激され大満足いただけました。


コーディネーターをやめられて5年以上経過した中で、私を覚えていてくださりご連絡いただけ本当にご縁を感じました。

このところこのご縁でお話を頂いてる物件が続いていて本当に感謝です。

ありがたいです。




2012年10月18日木曜日

before after



ロンデルです。

こどもクリニックのリフォーム物件

クリニック名も変わるので、今あるステンドグラスのマークを、

新しいマークにしてほしいと依頼がありました。

その物件が無事終わりましたので、before afterの写真を載せます。



                  before


 
 
 
 
 
 
 
                            
 
 
                         
                           after
 
 


 

 
 
 
 
 
今回はマークでしたが、ステンドグラスの修理も同様ですので、
 
お困りの方は、お問い合わせください。
 
 
 
 
 
 
 

2012年10月12日金曜日

Reamy-Glasses


こんにちは。

このガラスは今月制作予定のステンドグラスに使用するもので

ドイツのランバーツという会社のガラスです。



ホームページ→http://www.lamberts.de/en.html

ランバーツのガラスは昔ながらの手作りで作られているため

アンティークガラスと呼ばれています。

一枚一枚、手吹きで作っているんです。

なので、同じ品番でも微妙に色の濃さやテクスチュアが違って

いい味出てます。

機械作りのガラスには無い質感があるので、なんか見ていて気持ちいいです。

一枚のガラス板の状態ですでに美しいので

制作の時、カットするのがもったいないなーと思ったりしますね。

来週からカットし始めるので、それまで眺めていたいと思います。